デュブールは、肖像および花と果物の静物を専門に描いた女流画家で、画家のアンリ・ファンタン=ラトゥールの妻であった。本作品には、グラジオラス、アネモネ、菊、ダリア、カーネーション、マリーゴールド、金魚草など、花瓶に生けられたさまざまな花が、繊細な色彩で描かれており、花に寄せる画家の深い愛情が感じられる。 (出典 デジタルギャラリー)