クロード・モネ(1840-1926)は、生涯にわたって、光とその物におよぼす色彩の変化を追い続けました。
この「積みわら」は、モネが1885年に描いた「積みわら」の3点のうちの1点です。 1888年以降に描かれた「積みわら」の連作では、積みわらにおよぼされる光の効果に焦点が当てられ、まわりの風景にあまり関心は払われていません。
しかし、この「積みわら」では、積みわらのみならず、明るい空や風になびく雲も描きこまれています。 前景のふたりの人物はモネの後妻であるアリス・オシュデとモネの息子ミシェル・モネと推定されています。
(出典 大原美術館ホームページ)
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